道玄坂日記

おかげさまで東証マザーズ市場に新規上場いたしました(証券コード:6580)。感謝!

ある日突然、中途社員が@5万円以下のコストで採用できるようになった話

お疲れ様です、白石です。

先日、ビジネス系のニュースをチェックしていたところ「経営課題一位に人材不足が初めて登場」という記事がありました。これって本当にそのとおりだと思います。
国も中小企業向けの人材確保支援事業などを開始していますが、今後10年で労働人口が1000万人減少するなかでは、抜本的な解決策にはならないだろうと思います。

・平成30年度予算「地域中小企業人材確保支援等事業(中核人材確保スキーム事業)」に係る提案の募集(企画競争)を開始します
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/koyou/2018/180411chiikijinzai.html
特に中小企業では、経営者の高齢化に伴う事業承継等は大きな問題であり、また、経営課題の上位に「人材の不足」が挙げられる等深刻な状況で~

 

そんな中(なんと驚くことに)、この4月は弊社の社員が一気に10%以上も増えました。新卒採用も中途採用も絶好調です。特に中途採用は「採用単価が5万円以下」を達成しました!即戦力の中途社員(30~36才)を一気に5名ほど採用しました。事業展開にはずみがつきます!

中途採用単価5万円以下(この3か月は2万円以下!)

皆さん、本当に気になると思います。
一体どうやって実現できたのかを、このエントリーで率直に公開します。記載内容は全て実話です。最後にそのサービスを無料で試せるURLを貼っておきますので、「こりゃいいわ」と思われた経営層の方は、遠慮なく試してみてください。

 

■4年前に新卒採用で異変が・・・

もともと弊社では新卒採用に力を入れていました。○○ナビに出稿し頑張ってブログなどを更新し、なんと5000名もの学生からエントリーをもらっていました。
ですが4年前に異変が起こりました。

私 『今日の会社説明会、エントリー何人?』
担当「50名!満員です!」
私 『いいねー。説明するのが楽しみだね』
担当「白石さん、時間です。ただ、参加者が11名しか来ていません。。。」
私 『な、なんで・・・?』

よほど電車が遅れているのではないかと調べたのですが、そんなことは全く無く、全路線快調に運転されています。線路内に立ち入った人もいないようです(隠語)。天気も快晴。決して台風なども来ていません。先日のボストンマラソンのような寒波も来ていません。

原因を探るべく、後日学生自身にいろいろと聞いてみたところ「会社説明会には一括で30社くらいエントリーできるんです。その日の気分で何処に行こうか決めてます(素直な学生)」という事実が判明。「な、なんと…(この学生いいやつ)」。

この年を最後に○○ナビ(新卒採用)への出稿は卒業しました。。。

 

■同時に紹介会社経由の中途採用で異変が

そうしたところ、今度は中途の方も。弊社は幸い離職率がかなり低く、中途採用も欠員補充として年間数名程度しかしていませんでした。故に、紹介会社を中心で使っていたのですが、紹介数の割りには最終面接にまで上がってくる人材がまったく出てきません。

私 『最近の面接はどう?いい人っていないのかな』
部長「あれです。いい人は全員サイバーエージェントに入社してます」

全員かどうかは別として(DeNAもいるでしょう)、自社で採用したいと思われる人材は、全てメガベンチャーに紹介され、軒並み入社となっているようでした。紹介会社に登録する人材が少なくなり、その限られた在庫の「上位層」はあっという間に決まってしまいます。弊社のような地味なBtoB企業には(渋谷クロスタワーの最上階オフィスとはいえ)、面接希望も少ないとのことでした。

そして紹介会社の利用を卒業しました。

 

■そんな時に一通のメールが届く

ある日、うっかり気を抜いている日に○○ナビ(中途採用媒体)から営業メールが届きました。まあ、そこそこ上手く作り込まれており、悩んでいた私は情報収集がてら会ってみることにしました。私にしては珍しい…

ナビ「紹介会社よりもアクティブな人材が集まりますよ!170万円を100万円にします!」
私 『まあ、一人採用できれば元は取れるし。じゃあ、お願いします』
ナビ「御社はクリエイティブな会社なので効果は高いと思います!(笑顔)」

チョロい!今考えると非常にチョロい社長です。値引き額に惹かれて発注してしまいました。
結果はといいますと、こちらです。

 60名エントリー(50代以上の人が30%以上)
  ↓
 30名面接設定
  ↓
 15名面接(15名ドタキャン)
  ↓
  2名内定(妥協有り)
  ↓
  0名入社(2名とも辞退)

驚愕の事実にしばし呆然とした一か月でした。全く効果なし。ひどい結果でした。
前述のとおり、弊社はクリエイティブの会社です。求人広告やスカウトメールも○○ナビの担当者さんと相談し、かなり作り込みました。正直「自信あり」だったのですが、それでもこの成果。

私 『他の出稿企業って、どんだけクリエイティブなんだ!!』

 会員6万人を超えるメルマガを個人で運営し、日中韓で書籍を8冊出版し、サイバーエージェント社のコンテンツ部門立ち上げ担当者だった、その20年以上のキャリアがさくっと否定されたような感じを抱いてしまう私です。いつの間にクリエイティブのトレンドが変わったのか…?

この瞬間、満場一致で○○ナビ(中途採用)の卒業が決定しました。

 

■もう、リファラル採用しかやらない!

そして、リファラル採用だけが残されました^^;

海外の統計データから「一人紹介で$1500前後の社員報酬がベスト」という内容を見つけ、一人紹介→入社→半年在籍で20万円を付与するという制度の運用をはじめました。

結果は「4名入社」。

これは1つの成功体験です。面白かったのが、内定者にもそのルールを適用したところ、どんどん友達を紹介してくれたことです。20代前半の若手層の方が大学時代の友人たちを紹介しやすいようです。シガラミが少ないってことですね。

ただ、ここで1つ問題が。

部長「みんな、声かけ終わったそうです。これ以上は細々としか採用できないと思います」
私 『まあ、そうだよね。いや、わかるわかる。友達の数は有限だよね』

リファラルは今後も続けていきますが(友人が入社するといい影響も多いですし)、ただ、社員数100名の会社では年間10名採用などは不可能だと理解しました。

 

■最適解は「定額制○○○サービス」だった

時は流れ、2018年1月末のとある日のこと。

部長「白石さん、これどう思います?今問い合わせしてみたんですけど」
私 『月額定額なんだね。5,6人採用したいから、頑張れば採用単価が結果として安いかもね』
部長「今、キャンペーン中で30日120万円が360日で○○万円なんですって」
私 『それ、安すぎじゃない?(笑)。本当だったらうちの顧客にも紹介したいね』

あまりのキャンペーンに半信半疑だったため、提供会社(大手人材会社の社内ベンチャー)にアポイントを取るよう指示しました。そうしたところ

先方「通常は電話のみの対応です。対面での打ち合わせはやっていないのですが…」
部長『そこを何とか!』
先方「では、提携の話もあるということなので特別に…」

当日、該当するビルに向かうと「受付が無い」。本当に来客を前提としない、本当に100%コールセンターだけで回しているようでした。ここでの打ち合わせ内容の詳細は記載いたしませんが(NDA重要)、弊社が目標とする「全国、全ての中小企業を黒字にする」というビジョンに完全に合致し、先方の役員の方の考えにも非常に共感し、「弊社自身で効果を試し、そのノウハウごと全国の中小企業に広めていく」ことにしました。

後は、弊社自身で成果が出るかどうか。ここだけです。

人材採用は非常に重要な経営課題ですので、ここだけは自分自身の目で確認するまでは盲目的に信じては行けないと思っています(過去のチョロい決断は一旦忘れていただき)。

 

■メールマーケのノウハウが相性抜群

早速、2月初旬から利用を開始しました(ちゃんとお金を払って契約しました)。
私と部長でそれぞれ求人票を登録し、自動スカウト設定をしてみました。

結果・・・

 私 :エントリー0名
 部長:エントリー4名

私&部長『あれ?』

思ったより、ずっと反応が低いです。
「先方の説明はオーバートークだったのか・・・?」。
多少不信感が湧いてしまいました。そして部長が4名ほど面談を実施しました。

結果・・・

部長「白石さん、意外に相性いいかもです。全員良い感じですね。多分2名くらい採れます」

おっと、そういうことだったか。エントリー少ないけど相性がいい、というメディア特性を持っているのか。その時はそう思いました。

私 『相性いいんだったら、自分の方でも力入れてもう一回スカウト掛けてみるよ』

負けず嫌いな私はそれまでの20年間のコンテンツ企画制作キャリアを掛けて1つの求人広告を作成しました(30分位で)。そして、それまでの人生で身につけているメールマーケティングのノウハウをふんだんに盛り込んだスカウト文章(トークといいます)を作成し、実施しました。

結果・・・

私&部長:合計エントリー300名以上!月間30名以上の面談実施

部長「白石さん、もう面接する稼働がありません。一旦ストップしましょう。もう十分です」
私 『お、おう。なんなんだ一体^^;』

 結局、2月3月で8名の内定を出すことができ、6月末までに6名が入社する予定となりました。3か月で○○万円しかコストは発生していません。採用単価は@5万円以下となりました

※弊社の管理画面です。2か月半で500人以上の方からエントリーいただき接点を持つことに成功しています。初めはエントリーがそもそも10人くらいでした。f:id:shiraishi2002:20180425181935j:plain


■年間1000社に売ることを決意(希望的観測)

その後、提供会社と戦略的パートナーシップを組むことを決意し、全国で採用に困っている中小企業1000社に提供することにしました。

 地方ではハローワークタウン情報誌しか採用手段はありません(後はリファラル)。ハローワークを卒業した企業が「次に使う採用サービス」は100%本サービスになると思います!

では、このサービスはなんなのか、といいますと・・・こちらです。

気になるサービスとは・・・

 

■実際に入社した人を紹介します

 早速、4月に一人入社してくれました。
31才、劇団を主催していたという異色の経歴。セミナー講師などが大得意というYさんです。早速、周囲に馴染んでいます。

#撮影は私です。上手く撮影できました(iPhoneX)。

 

f:id:shiraishi2002:20180417195704j:plain

他に、5月に3名、6月に2名の入社が決まっています。偶然ですが、全員30代の男性。7割が営業職です。

 

■すぐに弊社のノウハウが知りたい!という方へ

本サービスは間違いなく良いものだと「1ユーザとして」思っています。採用難が経営課題まで深刻化している経営層の方は、是非遠慮なく弊社までお問い合わせください。

弊社、販売代理店になりましたので、多少のマージンがもらえます。そのかわり、皆さんに「実際に弊社で使った求人広告とトーク文章」を無料でご提供します。

見ていただくとわかりますが、決して作り込んだ長文・名文というたぐいではございません。メールマーケのノウハウを活かし「反応率が最大化する」為のものになっています。

お問い合わせ:
info@writeup-lab.jp  TEL:03-5784-0722 白石・杉山まで
お問い合わせサイトもご用意しました

※11/20追記
また、新しく「求職者検索が無料でお試しできる」機能が追加になりました。こちらからお試しいただけますのでよろしければぜひ!
求職者を試しに検索してみる

■全国、全ての中小企業を黒字にするために

弊社のビジョンである「全国、全ての中小企業を黒字にする」そのために、これからもたくさんのIT系サービスを全国の中小企業の経営者の皆さんに届けていきたいと考えています。

弊社の考え方として「まず自社で試す。そしてどうしたら効果が最大化するかを自身で考える。その後、全力で全国の中小企業に進めていく」を可能な限り実践しています。

本サービスは弊社自身の経営状態が劇的に変化するような素晴らしい「中小企業向けの」サービスだと実感しています。

今後も、たくさんのサービスを自社で検証し、皆さんに全力で伝えていきたいと思います。

 

その際は、弊社の歴史とともに本ブログに長文で記載いたしますので、是非、私自身の失敗談とともにご参考いただけると嬉しいです。

 

それではまた、失礼いたします。
今後とも、どうぞよろしくお願いします・・!

 

「@5万円で中途採用を実現する記事」に関しまして

お世話になっております、ライトアップの白石です。

採用に関する記事ですが、多くのいいね!がついて驚いています!

新たにまとめ直した記事をこちらのURLにアップしました。
よろしければ是非ご参考ください。

 

 

少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです!

では!

マイクロソフト社の記者会見でJマッチ(Jエンジン)との連携が発表になりました。感謝。

お世話になっております、ライトアップ/Jマッチの白石です。

早いもので2018年も一ヶ月が過ぎようとしています――という書き出しは「次の更新は半年以上先になります」というフラグのような気がしますので、一旦なしにしていただき、今年はもう少しマメに本ブログも更新させていただきます! 

早速ですが2018年最初の記事はこちら「提携」に関しまして。
なんとマイクロソフトさんと一緒に、全国の中小企業のIT化を進めていくことになりました。
詳細はこちらの記事をご参考ください。おすすめは上から2つ目のPCWatchさんです。弊社サービス「Jマッチ」の説明スライドも掲載いただいています。

自分が作りみんなで育ててきたサービスを日本マイクロソフトの社長さんが大勢の記者さんにプレゼンしてくれるというのは、なんとも嬉しい限りです。期待に応えられるよう全力でスタッフ一同取り組んでまいります

これからもユニークでパワフルな中小企業の経営支援につながるサービスをどんどん開発し提供していきます。

そんなJマッチ(今後Jエンジンにパワーアップ)で働いてみたい方は、是非こちらから白石あてに直接ご連絡ください


・日本マイクロソフト、ウィンドウズ10移行支援の催し(日経新聞・2018年1月24日)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO2605954023012018TJ1000/
日本マイクロソフトは23日、2020年1月に技術サポートが終了する基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」から最新の「同10」への移行を支援する施策を発表した。パソコンメーカーやシステム開発会社などのパートナー企業と連携、イベントなどを全国展開する。移行の相談などを受け付ける窓口も開設する。

・日本マイクロソフト、ITの近代化を実現すべくMicrosoft 365の訴求を目指す(PC Watch・2018年1月23日)
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1102585.html
中小企業向けにはJマッチと協力して、中小企業のIT確信を支援するサービスを協力していく。具体的には公的支援制度の情報提供やOffice 365活用研修の提供などを行なっていくとのことだ。

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引用:PCWatch

・日本マイクロソフトWindows 7とOffice 2010からの移行支援を加速(マイナビニュース・2018年1月24日)
https://news.mynavi.jp/article/20180124-575424/
同社では、中小企業が抱える課題に対し、Jマッチと共同で経営支援サービスとして公的支援制度の情報提供やOffice 365活用研修の提供を、それぞれ開始している。

Windows 7サポート終了に備えた取り組みがスタート――、
 マイクロソフトが進める「Road to 2020 今から始める、移行への道」(クラウドWatch・2018年1月24日)
https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/1102591.html
平野社長は、「中小企業におけるITモダナイゼーションを進めるための取り組みのひとつとして、Jマッチとの連携により、中小企業のチャレンジを支援する経営支援サービスを提供する。Office 365を活用した生産性向上に向けた活用研修を提供のほか、公的支援制度に関する情報提供により、助成金の活用申請を支援することになる」とした。

 

 

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www.writeup.jp

気がつけば、社員が100名になりました(感謝!)

お世話になっております、ライトアップ/Jマッチの白石です。

めっきり寒くなりましたが、一年前からはじめた登山は月に2回というノルマを頑張って達成し続けています。まだまだ飽きません。

 

話は変わりますが、5年ほど前でしょうか、とある大手求人媒体に求人出稿をする際に

「弊社の制作スタッフに御社の取材をさせて下さい。それを元に企業ページを作成しますので(別途10万円・笑顔)」

という有りがちなリクエストをいただき、一年目の新卒と3年目の先輩と思わしき若手二人の営業の方がいらっしゃいました。

 

「では初めに、御社の事業計画を教えて頂けますか?」

『はい、えー、事業計画というとどのレベルで話せば良さそうでしょうか・・?』

「3年後の社員数とかをお願いします」

『社員数ですか~、うーん、そうですね。数字目標自体は明確にはないんですが』

「はい、分かりました(事業計画は特に無し、メモメモ)」

 

いえいえ、ちゃんと事業計画書は毎年3年分作成してますので!事業計画ありますんで!と慌てて訂正しました(笑)

 

もともと私自身、数字自体にさほどときめくタイプではなく、数年後の売上金額を●●億円にしたい!とか社員数を●●●人以上にしたい!と思ったことはほとんどありません(立場上主張するときもありますが主に外部株主に向けて…であったり)。それよりも、いかにして世の中に対してポジティブなフィードバックを返すことが出来るサービスを作ることができるのかどうか、更にはそれを死ぬまでにいくつ作ることができるのか、といったことに強い価値を感じています。

故に、売上や人数の希望を聞かれると「うーん」と悩んでしまうことが多いです。

 

そんな私ですが、今月ふと「社員数、何名だろう」と気になり、管理グループのTマネージャーにハングアウトを送ってみました。するとこんな返信が。

 

「ちょうど100名ぴったりです」

 

おお!
自身が持つ経営の嗅覚に我ながら驚きました(笑)

 

過去、正社員が93名まで増えたことがあり(だいぶ前)、そこから様々なマネージメント上の問題が発生し、同時に売上的にも勝手にバブルが弾け、しばらく売上は横ばいを続けました(その分商品構成は変わり、かなり体質改善はできましたが、それはまた別の機会にでも)。そして中途採用をほとんどしなくなったことにより(年間数名くらい)、社員数は少しずつ減少していきました(ただし、決してネガティブな理由だけではなく、一人あたりの売上と利益はいいペースで増やすことができました)。
そして、正社員が70名を切る頃には、HPや資料に社員数約80名と書くのもマズイのではないかと思い始めました。

そんな中、4年前に業績の谷間を超え、再度成長期に入りました。

幸い弊社はもともと中途入社の社員はほとんど退職せず長い期間働いてくれる方が多いです(入社後に結婚する人が多い印象)。新卒は残念ながら他社と同じような離職率でした。しかしながら、現時点ではその新卒の離職率が4年前と比べると劇的に改善してきました。

また、採用自体は既存社員からの紹介(リファラル)に特化し、現在はほぼ100%が社内の誰かの紹介となりました。

更には、3年前から「将来は正社員比率40%を目標にします。それは社員を減らすのではなく、外部の優秀な人材を幅広く取り込み、新しい時代の新しい組織形態を作っていくためです」宣言し、実際にそのように組織体制と皆の意識を変化させていきました。その一環として、仲のいい外部の方にほぼ社員として出社してもらうようにしました(もうほぼ身内。ほぼ社員。ちゃんと月額固定費も支払っています)。

上記のような方は全体からするとまだ10%以下と極小数ですが、将来的には倍増させていきたいと思っています。

 

ということで、正社員も増え、ほぼ社員も増え、正社員の在宅勤務社員(ちゃんとテレワーク制度を就業規則で定めてしっかり運用しています!東京都から広報誌の取材も受けました。お子さんのいるママさん社員が今はほとんどです)も増え、今月2名の中途入社の正社員が入社したことでいつの間にか大台を超えることができました。

 

念のために記載しておきますが、数字にときめかない私でも、とても嬉しいです。
弊社や私個人の周囲にいる皆さん、いつも様々なご支援、本当にありがとうございます。そして、今後共変わらぬお付き合いの程、よろしくお願いします!

 

と堅い文章になってきましたので、最後に登山の話でも。

「なんで、そんなに登山にハマったんですか?」

これは最近聞かれる質問ベスト3の2番目くらいなのですが、私自身も不思議でいろいろと考えています。

結論として「積み重ねた努力の量に正比例して、素晴らしい景色を見ることが出来るから」と回答しています。たぶんそんな感じです。

会社経営を初めて17期目、上り調子のときもあれば下り調子の時もあり、悲喜こもごも、上がったり下がったりしながら、前に進んでいく。ヤビツ峠から塔ノ岳に向かう道のりのようです。そして山頂にたどり着いた時に見ることが出来る景色の素晴らしさは、その努力の合計。頑張って登った分だけ素晴らしい眺めを味わうことができます。
わかりやすい。本当に納得感があるわかりやすい事象です。

起業と登山は似ていると以前ブログに書きましたが、より正確に言うならば「会社経営(10年とか)と登山は似ている」が正しいかな、と今は思っています。社歴の長い私は、最近は一日で25kmとか山歩きしてますw

 

何事も継続することが一番大変です(GRID!)。新しい勢いのある会社はたくさん出てきていますが、社歴だけは追いつかれない!を心の支えに、また次の山の頂へと向かいたいと思います。

 

では!

 #101人目の社員になってみたいという方は、いつでも私まで直接ご連絡ください

 

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アントレフェア2017で講演をしました。

お世話になっております、ライトアップ/Jマッチの白石です。

先日、最近色々とご一緒する事が多いリクルートさんからのご依頼で、アントレフェア2017で講演をしてきました。起業に使える公的支援制度、的な内容です(Jマッチ)。

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当日のプログラムを見るとわかるのですが、私の直前に東国原さんが。その後、私がトリを務めさせていただくという流れに。東さん(と馴染み深い呼び方で)のスケジュール都合と思われますが、大役でございます。


「せっかくなので、東国原さんの講演も聞いてみよう」


と、会場である東京ドームシティに2時間ほど前に到着し、早速後ろの方の座席に着席。会場は200席ほど、そのほとんどが埋まっています。
東さんと言えば、たけし軍団から早稲田大学生、そして宮崎県知事から国会議員へと波乱万丈な人生をおくられています。アントレフェアでどんな話をされるのか、とても楽しみです。


「それが私とたけしさんの出会いだったんです~~」


60分の内、おおよそ40分はたけし軍団での話でした(笑)。
それがなかなか面白く、あっという間に時間が過ぎていきます。後半20分は宮崎県知事選挙の苦労話からはじめて県庁に登庁したときのエピソード。「この中で、裏金をもらっている人はいませんか?」で始まる最初の朝礼での挨拶など、なかなか刺激的な話でした。

独立起業とは本当に直接的になんの関係もない話でしたが、一方で、あの話を聞いて「自分も頑張ろう!」と思った方はたくさんいたと思います。

ちなみに、出だし10分くらいまでは一切笑いも起きず(話の内容もシモネタが多少混じっており)、このままシーンとした雰囲気で進むのかと思って聞いていたのですが、東さんは会場の冷静な雰囲気に負けず「身振り手振りを大きくとり」「メリハリの有る語り口で」「わかりやすい表情を付けて」話をし続け、15分以降は会場は大爆笑。見事に会場と一体化していきました。さすが元一流お笑い芸人。その表現力は素晴らしかったです。

 

そこから30分ほど休憩をはさみ、いよいよ私の講演の番です。会場を見渡すと、バーンと30名前後。さっき200人近くいなかったっけ?おおよそ100名くらいの人は東さんの講演を聞いてご帰宅されております。


「きっと、気のせい」


とあまり落ち込まずに、司会の方のご紹介に合わせ、(逆に)テンション高く登場し話始めました。

 

60分後、結果はともうしますと、おそらくは過去最高の出来でした。弊社からは4月入社の新卒1人しか会場にはおらず、しかもその新卒は私の講演を聞くのははじめてだったので「過去最高」と証明することは出来ないのですが(笑)、自分でも久しぶりに「やりきった!」と感じる60分にすることができました!その新卒からも「白石さん良かったですよ」と冷静に褒められました。大物。

 

■上手く言った理由(勝手にまとめ)

・東国原さんの講演を見て、自分自身の声の抑揚や足の運びなど表現力が上がった
・演台が1.5mくらい高く設定されており、会場全体を見渡せた
・プロジェクターが300インチ位と大きく、舞台を走り回ることができた
・右側最前列に途中から大笑いしてくれるおばさまがいた(手を叩いて喜んでいた)
・「起業にチャレンジしたい」という共通の思いを持つ人のみが集まっていた


60分終了後、アントレの編集長さんにはじめてお会いし、良かったですとお声がけいただきました。色々と準備に時間を掛けた甲斐もありました。
セミナー講師自体、今年は一切受けておらず、とても久しぶりだったこともあり、本当に楽しく出来ました。

講演後の満足度アンケートなどは特に無かったので実際に聞かれた方の感想はわかりませんが、個人的にこういった講演を受ける際は、毎回「全講演者の中で絶対にNo.1の満足度を取る!」と真剣に考え、資料作りから当日のプレゼンまで望むようにしています。今回、自分が一位であるだろうと思える出来だったと感じることができ、本当によかったです(顧客満足度もまずは自己満足から!)。

 

来月10月下旬にはマイクロソフトさんの本社イベントで同じような中小企業への経営支援の講演が昨日決まりました。
この次も、東国原さんに負けないよう、わかりやすい、かつ「聴いた人が元気の出る」講演が出来るよう、内容と表現力の両方を磨いていきたいです。


来月のマイクロソフトさんでは上手く出来たのかどうか、また本ブログでご報告いたします。

 

今まで、セミナー講師や講演などは何百回も担当しました。本当に数え切れないほどです(一日4回とかもありました)。自分自身ではある程度スキルが上がりきったと(油断すると)思ってしまいそうになりますが、今回は本当に良い経験になりました。
データ通信量とスキルには上限を設定しない方がいいですよね。これからも上限を気にせず、頑張っていきたいと思った一日でした。


追伸.
週明け電話があり「講演を聞いて起業を決意しました。PC教室をはじめます!ありがとうございました。」とお礼を言われました。嬉しいです。皆さんのチャレンジ、成功を心より祈っています!Jマッチで全力で支援致します。

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