道玄坂日記

おかげさまで東証マザーズ市場に新規上場いたしました(証券コード:6580)。感謝!

気がつけば、社員が100名になりました(感謝!)

お世話になっております、ライトアップ/Jマッチの白石です。

めっきり寒くなりましたが、一年前からはじめた登山は月に2回というノルマを頑張って達成し続けています。まだまだ飽きません。

 

話は変わりますが、5年ほど前でしょうか、とある大手求人媒体に求人出稿をする際に

「弊社の制作スタッフに御社の取材をさせて下さい。それを元に企業ページを作成しますので(別途10万円・笑顔)」

という有りがちなリクエストをいただき、一年目の新卒と3年目の先輩と思わしき若手二人の営業の方がいらっしゃいました。

 

「では初めに、御社の事業計画を教えて頂けますか?」

『はい、えー、事業計画というとどのレベルで話せば良さそうでしょうか・・?』

「3年後の社員数とかをお願いします」

『社員数ですか~、うーん、そうですね。数字目標自体は明確にはないんですが』

「はい、分かりました(事業計画は特に無し、メモメモ)」

 

いえいえ、ちゃんと事業計画書は毎年3年分作成してますので!事業計画ありますんで!と慌てて訂正しました(笑)

 

もともと私自身、数字自体にさほどときめくタイプではなく、数年後の売上金額を●●億円にしたい!とか社員数を●●●人以上にしたい!と思ったことはほとんどありません(立場上主張するときもありますが主に外部株主に向けて…であったり)。それよりも、いかにして世の中に対してポジティブなフィードバックを返すことが出来るサービスを作ることができるのかどうか、更にはそれを死ぬまでにいくつ作ることができるのか、といったことに強い価値を感じています。

故に、売上や人数の希望を聞かれると「うーん」と悩んでしまうことが多いです。

 

そんな私ですが、今月ふと「社員数、何名だろう」と気になり、管理グループのTマネージャーにハングアウトを送ってみました。するとこんな返信が。

 

「ちょうど100名ぴったりです」

 

おお!
自身が持つ経営の嗅覚に我ながら驚きました(笑)

 

過去、正社員が93名まで増えたことがあり(だいぶ前)、そこから様々なマネージメント上の問題が発生し、同時に売上的にも勝手にバブルが弾け、しばらく売上は横ばいを続けました(その分商品構成は変わり、かなり体質改善はできましたが、それはまた別の機会にでも)。そして中途採用をほとんどしなくなったことにより(年間数名くらい)、社員数は少しずつ減少していきました(ただし、決してネガティブな理由だけではなく、一人あたりの売上と利益はいいペースで増やすことができました)。
そして、正社員が70名を切る頃には、HPや資料に社員数約80名と書くのもマズイのではないかと思い始めました。

そんな中、4年前に業績の谷間を超え、再度成長期に入りました。

幸い弊社はもともと中途入社の社員はほとんど退職せず長い期間働いてくれる方が多いです(入社後に結婚する人が多い印象)。新卒は残念ながら他社と同じような離職率でした。しかしながら、現時点ではその新卒の離職率が4年前と比べると劇的に改善してきました。

また、採用自体は既存社員からの紹介(リファラル)に特化し、現在はほぼ100%が社内の誰かの紹介となりました。

更には、3年前から「将来は正社員比率40%を目標にします。それは社員を減らすのではなく、外部の優秀な人材を幅広く取り込み、新しい時代の新しい組織形態を作っていくためです」宣言し、実際にそのように組織体制と皆の意識を変化させていきました。その一環として、仲のいい外部の方にほぼ社員として出社してもらうようにしました(もうほぼ身内。ほぼ社員。ちゃんと月額固定費も支払っています)。

上記のような方は全体からするとまだ10%以下と極小数ですが、将来的には倍増させていきたいと思っています。

 

ということで、正社員も増え、ほぼ社員も増え、正社員の在宅勤務社員(ちゃんとテレワーク制度を就業規則で定めてしっかり運用しています!東京都から広報誌の取材も受けました。お子さんのいるママさん社員が今はほとんどです)も増え、今月2名の中途入社の正社員が入社したことでいつの間にか大台を超えることができました。

 

念のために記載しておきますが、数字にときめかない私でも、とても嬉しいです。
弊社や私個人の周囲にいる皆さん、いつも様々なご支援、本当にありがとうございます。そして、今後共変わらぬお付き合いの程、よろしくお願いします!

 

と堅い文章になってきましたので、最後に登山の話でも。

「なんで、そんなに登山にハマったんですか?」

これは最近聞かれる質問ベスト3の2番目くらいなのですが、私自身も不思議でいろいろと考えています。

結論として「積み重ねた努力の量に正比例して、素晴らしい景色を見ることが出来るから」と回答しています。たぶんそんな感じです。

会社経営を初めて17期目、上り調子のときもあれば下り調子の時もあり、悲喜こもごも、上がったり下がったりしながら、前に進んでいく。ヤビツ峠から塔ノ岳に向かう道のりのようです。そして山頂にたどり着いた時に見ることが出来る景色の素晴らしさは、その努力の合計。頑張って登った分だけ素晴らしい眺めを味わうことができます。
わかりやすい。本当に納得感があるわかりやすい事象です。

起業と登山は似ていると以前ブログに書きましたが、より正確に言うならば「会社経営(10年とか)と登山は似ている」が正しいかな、と今は思っています。社歴の長い私は、最近は一日で25kmとか山歩きしてますw

 

何事も継続することが一番大変です(GRID!)。新しい勢いのある会社はたくさん出てきていますが、社歴だけは追いつかれない!を心の支えに、また次の山の頂へと向かいたいと思います。

 

では!

 #101人目の社員になってみたいという方は、いつでも私まで直接ご連絡ください

 

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