インターネット上でフリーソフトとして公開されている将棋ソフト「ボナンザ」が、プロ棋士で竜王のタイトルを持っている渡辺明さんと対局し、かなりの善戦をしたと言うニュースが流れていました。
実は、将棋アマ初段を持っています。
将棋の難しさはかなりよく知っているつもりです。
プロ棋士の強さも目の当たりにしたこともあります(信じられないくらい強い)。
そのプロ棋士のTOPに、フリーソフトが善戦するというのは、本当にすごい。
それが、一人のプログラマーが趣味で開発しているのなら尚更です。
今更ではありますが、インターネットは誰もが平等に情報を発信出来るツールなんだとしみじみと感じました。
今までであれば、どんなに優れた情報やソフトであっても、それを世に「送り出す」には、広告宣伝費と人脈ルートと稼働がかかりました。ネットを使えば、本当によい情報であれば、それは勝手に広まっていきます。
弊社で運営している「ブログクリップ」のように、クチコミやバズを起こすきっかけとなる施策はありますが、それが成功するのは「本当によい情報、必要とされている情報」に限られます。
これからは、より一層、情報それ自体の価値が問われてくるのだろうと、ボナンザのニュースを見ながら思った次第です。
久しぶりに将棋がやりたくなりました。今日は帰ったら早速ボナンザをダウンロードしてみます(笑)。