ライトアップ、白石です。
テキスト情報入力のみに特化した、キーボード入力端末。当初、年間3万台の販売目標が10万台に上方修正されているそうです。
ネット接続機能などはもちろ無しのこの商品。当初役員会では、ほぼ全員が「開発反対」。唯一、社外役員一人だけが「大賛成」だったそうです。
宮本社長は同社の商品開発の方針について言及し、「9人が反対しても1人だけが素晴らしいと絶賛するような商品ならヒットの可能性がある」と強調した。実際にポメラの場合も「商品化に賛成した役員は社外取締役1人だけだった」と宮本社長は明かす。しかし、この社外取締役は「出張時にものを書くツールとしてぜひ使いたい」と強く支持したために商品化に踏み切ったという。
(引用元)http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090512/329920/
「確かにその通り!」と思うことは簡単なのですが、これを本当に自分で実施するには、本当に強い意志と勇気が必要です。
不況こそ逆ばりの事業展開を!といった言葉もよく交わされるようになっています。成功率が低いから「逆ばり」。故に正しい逆ばりは、逆ばりではなく、誰も気付いていない正攻法のはずです。
その、気付かれていない正攻法を見つけることが、少数意見の重要性なのだろうと思います。
宮本社長曰く:一方で「まあ売れるだろうという程度の賛成がいくつあっても実際には全く売れなかったりする。
この言葉は分かりやすいです。「まあ売れるだろう」という程度の賛成は、本当に「必要なものしか売れない時代」には、賛成票一票として数えてはいけないということでしょうか。
最近、The GOAL2を読みました。同じ事が書いてありました。
弊社のサービスもまだまだ提供の仕方が有るのだと、心から勇気づけられた記事でした。
#こういう記事を見るとついつい欲しくなってしまいます。いつものことです(笑)。