道玄坂日記

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優秀だったインターンの女の子

白石です。

15年前、大学3年生の女の子がインターンとして数か月ほど来てくれたことがありました。社員が5名くらいだったころ。
小柄で華奢な見た目とは裏腹に、とてもアクティブにパワフルに業務に取り組んでくれ、途中から私と二人で占いコンテンツのサービスを立ち上げ、実際に彼女が全て仕上げ、クライアントからも毎回とても高い評価をもらうことができていました。

「何かを考えて文字で表す仕事がすごく向いているかもね」

そんなことを言ったのを覚えています。

ライトアップが、まだ単なるネットに強い編集プロダクション時代の、もはや知る人もいない昔の話。

その後、彼女は海外ボランティアに参加した後、とある新聞社に記者として就職したのでした(そして今に至る)。


そんな彼女と昨日、15年ぶりにランチを食べることに。
SNSで一年に1回くらいのやり取りはあったものの、会うのはそれっきりだったのですが、見た瞬間にわかりました。

「変わってないねー」
『白石さんこそ全く当時のままですね』

15年経っているので、もちろんそんなことはないのですが、年の差は変わらないので、

「お互い、完全に思い出補正が入ってるよね(笑)」
『ですねー(笑)』


ーーー


ライトアップでは数年前まで、新卒研修や若手研修は私自身が担当していました。
その際、たまに雑談で

「昔、すごく優秀なインターンの女の子がいたんだよね。その子と二人で占いとか心理テストの部署を立ち上げて、なんだかんだその子が一人で勝手に作って納品するようになっちゃってね。その子が過去最高に優秀だなって今でも思うんだよねー」

と話をすることがありました。
「聞いたことがある!」という社員も多いと思います。

その人。

知的好奇心にあふれた優秀そうな雰囲気は、当時のまま今もそのままでした。


ーーー


誰も知らないくらい昔の縁が、再度繋がり、新しい関係と価値を生み出せるのは、人生それなりに同じ道筋をまっすぐ歩いてきた特権だと思います。
全ての縁がずっと続くものとは思いませんが、15年の間「すごい子だったな…」と思っていた人とまた一緒に仕事ができるかもしれない、というのはとても楽しみな出来事だと感じます。

今年も、間も無く入社を検討する学生が20名くらいインターンに参加します。
昔と比べ私自身の関わりはだいぶ薄くなってしまったのは事実ですが、今日から15年後にもつながる縁が一つでもできると嬉しいよなー、そのためにはどうすればいいのかなー、と思う週末です(ブログを書いているまさに今)。

 


ちなみに、彼女に当時のことを聞いたところ、真っ先に出てきたのがこちら。

『白石さんは打ち合わせの後、いつもコーヒーを飲みに連れて行ってくれたのを覚えています』

仕事のアドバイスとかじゃなかったのね。
確かに行ってたかもね(笑)。

「なんだろう、単にさぼってたんじゃなかなw」

そう答えておきました。

 

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#弊社にご興味有る方は私までご連絡を。入社は15年後までお待ちします(笑)