ネット系のいろいろな会社の方とお話していると、ここ一年で、会社が二極化してきている、大きな流れを感じます。
どの業界もそうですが、これも近い将来の寡占化につながっていくのでしょうか。
ここ最近、上手くいっている方の企業は、軒並みソーシャルアプリに力を入れています(弊社はやっていないですが)。
本日のCNETにこんな記事が。
DeNA取締役の守安功氏インタビュー
「30万ユーザー登録時点で1日の売り上げが100万円くらい」
http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000055954,20408451,00.htm
30万ユーザで一日100万円くらいを目安にアプリ(を開発して欲しい的な)をどんどん提供していきたいという内容です。
mixi、モバゲー、GREEと3社がソーシャルアプリに対応することで、今年は年間200億円くらいの市場規模になる見込み。
2000年から成長し続けるSEO市場が、180億円くらいですから、スゴイ。
ある日突然、太平洋に四国くらいの大きな島が浮き上がってきたくらい、インパクトある話です。
そして、その四国は、早い者勝ちの土地。
その流れに上手くキャッチアップできたネット企業が、再び、成長路線にひた走っています。
私の知り合いでも、受託制作業務を大幅に縮小し、余剰人員を全てソーシャルアプリ企画開発に振り分けた会社が複数社あります。みんな成功すると良いですね。
#この話のミソとして「早めに」「ちゃんと」やれば、全員が成功する可能性があるという
ソーシャルアプリ以外には、twitterが昨年後半からブレイクの兆しを見せています。
ここでも、いち早くtwitter関連の様々なリリースが出ています。
http://japan.cnet.com/search/search.htm?q=twitter
弊社でもtwitter上の企画や運用代行の話がいくつか来ています(興味有る方、いつでもお問い合わせをお待ちしています)。
とはいえ、こちらの方は、ブログやSNSの延長線上に存在するツールのような気がするので、ソーシャルアプリとは少し違った「インフラ」的なとらえ方をする必要がある気もします。
利益を上げるサービスを生み出すには、もう少しサービスの流れを見極めて、提供サービスの方向性を考える必要があるかもしれませんね。
そんな中、弊社も今月は決算月です。
皆様のおかげもあり、無事に月末を迎えられそうです。
他社が「流れ」に波乗りするタイミングを重視する中、私自身は、何の流れも波もないところで事業を作ることができないか・・・そう思っています。
30万人で一日100万円は難しいですが、事業的な浮き沈み無く、粛々と「意外な」サービスを開発していきたいです。
来月3つ位リリース予定。
楽しみです。
#ご興味有る方はtwitter上で私までご連絡ください(やはり流れも研究したいので:笑)