お世話になっております、ライトアップの白石です。
最近、中小企業の経営支援を目的としたクラウド型サービスの開発に力を入れています。この秋にかけて、一気に5つ程をリリースする予定です。またその際はご案内させてください。
■なぜ、中小企業の経営支援をしようとしているのですか?
国内の中小企業の経常利益率って、どれくらいかご存知でしょうか?
年ごとに変動はあるものの、おおよそ「1.8%」と言われています。
これは、1億円の売上を頑張って上げても、180万円の利益しか残らない、ということです。ギリギリの数字です。
・最新データ:http://goo.gl/6CJZLi
一人あたりの月間労働時間は、8時間×20営業日=160時間が定番です。
毎月31日の夕方16時まで働いてようやくトントン。
16時から19時までの三時間分が「利益」になるわけです。
本当にギリギリの数字です。
もう一つご質問です。
100社の中小企業の中で、黒字企業の割合はどれくらいだと思いますか。
おおよそ「30%」と言われています。
法人税の納入率は「25.2%」と低迷しています。
・国税庁レポート2012 ※52ページ
http://www.nta.go.jp/kohyo/katsudou/report/2012.pdf
利益を上げている企業は10社に3社のみ。利益をあげていても、それはギリギリの状態がほとんど。そんな状態を10年も20年も続けている経営者の皆さんには本当に頭が下がります。そういった経営者300万人が日本を支えています。
■そんな厳しい環境なら、企業経営を辞めたくなってしまうのでは?
本当に、その通りです。
この20年間、一貫して企業数は減り続けています。
毎年「2~3%」ずつ減少しています。
この数字は、日本の人口減少よりもはるかに減り幅が大きいです。
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/h18/H18_hakusyo/h18/html/i1210000.html
かなりの割合の経営者が「自己破産」しているのが現状です。
本当にひどい状況です。
■IT業界・ネット業界の存在意義はなんなのか?
IT業界・ネット業界の存在意義はなんなのか。長年考えてきました。
「インフォメーションテクノロジーです」
というような話ではなく、何を成し遂げるために存在しているのかという話になります。
私は「IT業界は作業を全自動化するために存在している」と解釈しています。
ホームページを導入すれば、営業活動が自動化し、
勘定奉行を導入すれば、経理作業が自動化する。
この「自動化」をきれいに実現できたサービスは、本当に大当たりします。弊社も過去数回の成功体験があります。
■ITを活用し、中小企業を自動化することはできないものか・・・
中小企業の経営を自動化することはできないものか。
全自動まで行かなくとも、半自動にすることはできないものか。
もし、この方法論が確立したら、日本の中小企業は復活し、私達や私達の家族みんなが安心して暮らせる社会が実現できると思っています。
「でも、それはどうやるの?」
この夏、その方法論がようやく完成しました。
まもなく、リリースします。
これから完成度を高めるためには、正直あと一年程必要だと思います。
ですが、必要なサービスはようやく出揃いました。
またこのブログでも報告していきます!
■皆さんに、1つお願いがあります。
一緒にこの新しい方法論を確立していただける方を募集しています。
色々な方と色々な形でご一緒できれば、そう思っております。
それでは!
私も早いもので社長になって13年が経ちました。